チャプター 167

「ルナの告白」

シルバー・パック通信は、取材の次の段取りのために、ホールのあちこちへ機材を据え直していた。ルナ・カミラとアルファ・マーカスが揃って正式な取材に応じるのは、これが初めてというわけではない――だが、あらゆる群れ、長老、同盟が、ずっと当人たちの口から聞く日を待ち望んできた物語だった。

ふたりが再び席に着くと、記者たちはひそひそ声を交わした。窓から射し込む光が、床に帯を描く。マーカスは静かに座り、言葉を発さずとも場を支配する気配をまとっていた。けれど視線の行き先は、自然とカミラへ集まる。最も重い物語を抱えたルナへと。

やがて彼女が口を開いた瞬間、その声は疑いようのない権威を帯び、...

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